今日は、食品衛生講習会に行ってきました。
食品衛生講習会ってナンダ??と思われる方もいらっしゃるかと
思いますが、簡単に言うと
食中毒を出さないための勉強会です。
食中毒というと夏場だけのものかと思われがちですが
実は年中発生しているものなのです。
食中毒予防の3原則は
●細菌をつけない(清潔・洗浄)
手指や調理器具の洗浄・消毒など
●細菌を増やさない(迅速・冷却)
調理は迅速にし、調理後は早く食べる
調理加工中の食品は室温に長時間放置せず
冷蔵庫に保管など
●細菌をやっつける(加熱・殺菌)
食品の十分な加熱
洗浄した調理器具の熱湯や塩素剤などによる消毒
以上の3つです。
これから暑くなり、食品管理が大変になってきますが
これを機会に心機一転
お客様の安全を守るため全力を尽したいと思います。
今日、講習会に参加して驚いたのは、ふぐを釣って、そのふぐを家庭で調理して食べてしまう人が意外と多いという事です。
年間20〜40件家庭で調理したふぐを食べたことによる食中毒が発生しています。
ふぐの毒は毒力が大変強く、熱に強いので、調理程度の加熱では毒力は落ちません。
また、種類によっては皮や精巣、筋肉に毒のある種類もいるようです。
ふぐの素人料理は絶対にやめましょう。
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